SHORAI

バイクにリチウムイオンバッテリーを載せる前にいろいろ調べてみた

SHORAI(ショーライ)やAZ(エーゼット)バッテリー、SKYRICH(スカイリッチ)今までと違ったバッテリーをバイク用品屋さんで見かけませんか?今日はこれらリチウム系バッテリーについて調べてみたいと思います。

リチウムイオンバッテリーとは

バイクのバッテリーといえば鉛バッテリー。電解液である希硫酸(硫酸+水素)二酸化鉛板(正極)と鉛板(負極)を漬け込んで、電解液中の硫酸が極板に移動して放電して、極板から電解液中に硫酸が移動して充電するのが鉛バッテリーです。

リチウムイオン電池は二酸化鉛板の代わりにリチウム金属酸化物を使い、鉛板の代わりに炭素系材料や合金系を使っています。

リチウムイオンバッテリーのメリットデメリットを調べてみた

メリット

  • 鉛バッテリーより遥かに軽い
  • 鉛バッテリーと質量で比べると容量が大きいので小型化ができる

デメリット

  • 鉛と比べるとレアメタルが原材料なので高価
  • 鉛バッテリーと比べると高温・低温に弱い
  • 鉛バッテリーと比べると充電管理が難しい

そのメリットを生かして、最近ではパソコンやタブレット、スマートフォンなんかにもリチウムイオンバッテリーが使われていますし、大きいものではハイブリット自動車、電気自動車、飛行機のボーイング787にも搭載され使われています。

バイク用で販売されているリチウムイオン電池を調べてみた。

SHORAI(ショーライ)バッテリー

先ずはアメリカのSHORAISHORAI JAPAが 日本で販売しているリチウムイオン(LifePO4)バッテリーです。アマゾンでのレビューも評価が高いリチウムイオンバッテリーです。

↑BAD TOYS FOR SPEEDさんがSHORAIバッテリーを分解して、バッテリーに使用されているセルについて記事を書いていらっしゃいます。かなり貴重な記事で勉強になります。リチウムイオンバッテリーの検討を考えているかたは参考にして下さい。

AZ(エーゼット)バッテリー

次に二輪・四輪の部品関係の卸売りをしている、岡田商事が販売しているAZバッテリー。独自ブランドとしてリチウムイオンバッテリーを販売しています。

SKYRICH(スカイリッチ)バッテリー

SKYRICH(スカイリッチ)バッテリー。二輪館やナップスなんかで最近よく見るリチウムイオンバッテリーです。オフロード車にのってる人がよく使っていますね。純正と同じ形状なのでスペーサーを作ったりしなくていいし、インジゲーターがついてるのでバッテリーの充電状態が一目でわかるようになっています。

DRC(ディーアールシー)タフスターリチウムバッテリー

オフロード用品を販売している、ダートフリークが取り扱ってるタフスターリチウムバッテリー。バッテリーにインジゲーターも付いてるし、専用充電器も結構安い。まだ、評価は多くないもの気になる製品です。

リチウムイオンバッテリーはおすすめなのか?

今回、いろんなブログでバイク用のリチウムイオンバッテリーをブログを読んで比較し調べてみたのですが、やはり軽量で自己放電に強い点が評価されているようですが、充電電圧が14.6Vを超えてしまったり、過放電で8V以下になってしまうような場合にバッテリーが上がってしまう事もあるとメーカー側から注意書きがあったり、アイドルが2,000rpm以下だと充電されなかったり、GPSナビゲーション、グリップヒーター等の電装パーツを電装装備を満載している車両だと過負荷状態を続けてしまうと過放電状態となり、こちらもバッテリー上がりに繋がるレポートがウェブあったりと、リチウムイオンバッテリーならではのネガティブな部分もあり、やはり鉛バッテリーより取り扱いには注意が必要のようです。

2018年5月28日 入手性が困難なメーカーがあった為、記事を修正しました。

関連記事

↑ツーリングの楽しみの一つであるキャンプツーリグ。今回は僕の経験を元にしたバイクでのキャンプツーリングにおすすめの失敗しないキャンプ用品(道具・装備)をまとめてみました。バイクでのソロキャンプをメインで考えて、なるべくローコストで永く使えてコンパクトでパッキングしやすい事をメインに考えて選んでみました。

↑バイクに乗ってると、一度はキャンプツーリングに行ってみたって人も多いのではないでしょうか?今回はAmazonで買えて、ユーザーの評価も高い激安のキャンプツーリング道具をまとめてみました。最低限の装備なら2万円未満でキャンプツーリングに行けるんじゃないかな?キャンプツーリングに興味ある人は是非、読んでみてください。

↑ソロツーリング主体で「バイクに乗る時インカムまでは要らないけど、音楽は聞きたい!」って人におすすめな、市販品を組合せで合計3千円台でBluetooth対応のヘルメットが出来ちゃう方法を紹介します。

↑Bluetoothに対応したインカムを使えば、ツーリング仲間と会話も出来るだけでなく、スマートフォンの音楽を聞けたり、バイクの乗りながら電話もできちゃいます。高級なインカムから、中国製のインカムまでを網羅して記事にしました。気になる方は参考にしてください。

↑バイクに乗って一番イヤなのは雨の日のツーリング。雨の日は走らないと決めている人でも、夕立ちで雨に降られる事があります。僕の経験を元にした失敗しないバイク用のレインウェアについて記事にしています。

↑耐久レースで転んでヘルメットに思いっきり傷を付けちゃったんで、買い換えることにしました。ちょうど良かったんでヘルメットの種類や安全規格、バイクのタイプ別のおすすめのヘルメットなんかを、大手メーカー別に初心者でも分かりやすいように詳しく調べて記事にまとめてみました。

↑↑今じゃバイクにスマートフォンをマウントするのは当たり前の時代ですよね?僕もいろいろとバイク用のスマートフォンホルダーを使ってきましたが、RAM-MOUNTSが手軽に一番しっかりとスマートフォンをマウントしてくれます。使ってとても良かったんで、取付け手順から操作感までレビューを記事にしました。気になる方は参考にしてください。

↑郵便配達のバイクの後ろ。銀行員のバイクの後ろに付いてる箱がありますよね?あれがバイク用のトップケースです。またの名をリアボックス。メットイン機能があるスクーターを除けば、ほとんど荷物を積めるところがないバイク。トップケースが有るのと無いのとでは、積載量が大違い。バイクのトップケースを装着したいと思ったんで、トップケースのメーカーや、トップケースを装着した時のメリットやデメリットとなんかについていろいろ調べてみました。

↑寒い冬のバイク乗りの味方であるカイロ(懐炉)ベンジンを燃料にした「ハクキンカイロ」について記事にしています。安い値段で高価な電熱ジャケット並の暖かさ!冬でもバイクの乗る人にオススメします!

 

「バイクにリチウムイオンバッテリーを載せる前にいろいろ調べてみた」への4件のフィードバック

  1. 非常に詳しいお方なので質問ですがリチウムイオンバッテリーはバイク用の冬季間の自動充電器(100vコンセント)からの充電は行えるのでしょうか?もしお分かりでしたら教えて下さい。どうぞ宜しくお願い致します。

  2. 三瓶文博さんコメントありがとうございます!

    ご質問ですが充電については記事にも書きましたが過電圧での充電はリチウムイオンバッテリーのトラブルにつながります。従来の鉛バッテリーの充電器は自動で充電電圧を一時的に上昇させ充電する「サルフェーション溶解」や「回復充電」といった機能がある充電器が殆どです。こういった鉛バッテリーの充電器をリチウムイオンバッテリーに使用すると過電圧となってしまうため、リチウムイオンバッテリーにつかうとパンク(故障)の可能性が高いと思います。よって充電を行いたい場合は各リチウムイオンバッテリーの販売先の専用充電器があればそれを使用されるのが一番安全ではないでしょうか?

    また、リチウムイオンバッテリーは今までの鉛バッテリーに比べリチウムイオンバッテリーは自己放電率が低いので半年から一年以内であれば充電器でメンテナンスする必要はありませんが、リチウムイオンバッテリーを車両に搭載したままですと、キーがオフの状態でも時計やセキュリティなどの電装品が電力(暗電流)を消費してしまいます。よって冬季の車両の保管についてはリチウムイオンバッテリーを取り外し、高温となる暖房器具の側や、結露しそうな低温の場所で保管せず、一般的に冷暗所と言われるようなところで保存するのが一番良いかと思います。

    某国内リチウムイオンのセルメーカーがアップロードしている採用検討用資料を見ますと、セルの採用を検討しているメーカーに対してセルを使用する時において、過充電禁止機能、過放電禁止機能、過電流保護機能、安全保護機能の回路を求め、さらにリチウムイオンバッテリーの充電装置についても充電電圧、充電電流、充電時の温度、充電終止、充電タイマー、電源部異常対策を求めています。これらから考えると従来の鉛バッテリーと違い、リチウムイオンバッテリーはデリケートなバッテリーで車載にはちょっとハードルが高いような気もします…。

    何れにしろ、三瓶さんにとってベストと思われる方法を選ばれて試してみて下さい。といったグダグダのお返事しか出来ません。あまり参考にならず大変申し訳ありません。

  3. 2014年春にスパイシー100に、2015年夏にマジェスティ400にそれぞれスカイリッチに交換しました。
    スペイシーは毎日、マジェはグリップヒーター付きで、2週に一度長距離乗る程度です。
    2017年夏現在、2台共ノーメンテで動いています。
    当時5千円、1万円ちょっとで購入しましたが今は値上がりしてますね、原料相場の関係?
    次回は、主様の上記報告の通り日本代理店無いのは不安なので、別メーカにしてみます。

  4. AKA様、コメントありがとうございます。
    鉛バッテリーからスカイリッチに変えられたんですね。
    私は結局、勝手知ったる鉛バッテリーの方がいい感じがして、
    リチウムイオンバッテリーには乗り換えませんでした。
    AKAさんの様に問題なくリチウムイオンバッテリーを使ってる方の
    コメントを頂くと、次は悩みますねー。
    ユーザー様の貴重なコメントありがとうございます。
    次期バッテリーを選ぶ時の参考にさせて頂きます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です