黒部ダム

富山県の黒部ダムまで行った来た話

黒部ダム(くろべダム)とは、富山県中新川郡立山町の黒部川に建設されたダムです。このダムに貯えられた水を利用しているが関西電力の黒部川第四発電所「通称黒四」であることから、「黒四ダム(くろよんダム)」とも呼ばれています。

世紀の難工事だった黒部ダム建設

現在の立山黒部アルペンルートへ向かう長野側から黒部へ向かうトロリーバスの駅である扇沢駅。その扇沢から黒部ダム建設地点の間に大町トンネル(5.4km 現在の関電トンネル)の掘削工事が行われたのですが、トンネル入口から約2.5kmほど掘り進むと、地盤が軟弱な「破砕帯」にぶつかってしまい、大量の土砂を押し出し、毎秒500Lもの地下水が噴出して多くの死者を出してしまし、トンネル工事を続けることができなくなってしまいました。

この破砕帯突破のため、日本中のエンジニアや学者がそれぞれの知識と経験を結集し、工法を練り直して工事は再開されました。水抜き用のトンネル掘って水を抜き、薬剤やセメントを注入しながら掘り進めるなどの結果、なんとか破砕帯を突破することができました。このトンネルは現在トロリーバスが走っている関電トンネルです。

三木本正次の小説『黒部の太陽』(くろべのたいよう)は、この世紀の難工事と言われた黒部ダム建設のに関わった人間ドラマを描いています。後に、三船敏郎と石原裕次郎で映画化もされました。

トロリーバスに乗って黒部ダムへ

扇沢駅に車を止めて、トロリーバスにのって黒部ダムへむかいます。

扇沢駅 | トロリーバス
扇沢駅 | トロリーバス

このトロリーバスの車内から難工事となった「破砕帯」を見ることができます。もっとも既にコンクリートで固められトンネルになっているので、看板がなければ見落としてしまいます。この日の乗客は韓国から来たお客さんで車内は一杯でした。

トロリーバス | 車内
トロリーバス | 車内

その巨大な姿に圧倒される黒部ダム

終点の黒部ダム駅でトロリーバスを降りて進むと、別世界が広がります。わかりますか?人が米粒より小さく見えますよね?それほど黒部ダムは巨大なのです。

黒部ダム
黒部ダム

黒部ダムの見どころで人気なのが、毎秒10立方メートル以上の放水される、観光放水なのですが、6月下旬から10月中旬までしか行われないので、今回は見ることができませんでした。

黒部ダム
黒部ダム

名物黒部ダムカレーを食べてみた

昭和40年くらいにレストラン扇沢で発売され、今も人気メニューとなっているのが元祖「黒部ダムカレー」。2009年7月には地元のB級グルメととして、地域の各店が趣向を凝らした黒部ダムカレーを販売開始しました。僕は黒部ダムレストハウスの黒部ダムカレーを食べてみました。このカレー、放水をポテトサラダ。放水の水しぶきをキャベツの千切り。コンクリート壁をらっきょう。流木とガルベをヒレカツ。対岸の木々をパセリ。このようにカレーの具材で黒部ダムを表現しています。

黒部ダムカレー
黒部ダムカレー

 

まとめ

3,000m級の山々が連なる立山連峰のすばらしい自然の景観美と、巨大な人工物である黒部ダム。自然の力と人間の力を見せつけられる場所でした。

黒部ダム
富山県

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