八十四番地 | 金沢市伝馬町通り

物には魂が宿る

先日、仕事で金沢まで行って来た。金沢市は大東亜戦争の際に、アメリカ軍からの空襲を受けなかったことから市街地に歴史的風情が今なお残っていて、情緒ある都市となっていた。

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金沢での仕事から帰ったら会社のスタッフに新しいパソコンをおねだりされた。今のパソコンでは遅くて仕事にならないと言うのが理由だ。彼のPCを使った仕事の内容がWordで文章の作成、SUM関数くらいしか使わないExcel。PowerPointを使った簡単なプレゼン資料の作成。しかも社内の基幹システムはCitrix社のXenAppを使ってアプリケーションパッケージを仮想化しているのでクライアント側では画面表示と入力の受付しかしておらずスペックは大きく問わない。とりあえず彼には「クリーンブートしてみなさい」と言ったんだけど、理解しているかは疑問。

技術の進歩によってモノは安くなり、手に入れるのが簡単になった。古くなったら捨てる。壊れたら捨てるが当たり前の時代。しかし、最新のモノを買い揃え、生活は便利に、そして豊かになってはいるはずなんだけど、自分が自由に使える時間は増えておらず、生活も豊かにはなっていない。

昔から「物には魂が宿る」と言われる。普段ぞんざいに扱っていた物を、永く丁寧に使い、片付けるのを当たり前と感じる事が出来るようになれば、人生は豊かになると言うことを昔の人は伝えたかったんだと、僕は思っている。

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